F1情報通

FIAのモハメド・ベン・スレイエム会長がF1への新規参入チームを募る計画を発表してからわずか3日後、アンドレッティとキャデラックが参戦計画を公にした

ベン・スレイエムが運営団体を代表して関心を示したのに対し、商業権所有者の反応は明らかに冷ややかだった。広報担当者は、他の新規参入候補もシリーズと話し合いを行っていると指摘する

「現時点では、F1プロジェクトに大きな関心があり、他ほど目につかないが多くの会話が続いている」

「我々は皆、チャンピオンシップが信頼性と安定性を維持することを望んでおり、新規参入の要請は、すべての関連ステークホルダーによって、これらの目的を満たすための基準で評価されるだろう」

F1のステファノ・ドメニカリCEOは、一貫してグリッドの拡大にはあまり意欲がないことを示唆している。彼は昨年11月にもこの見解を繰り返し、その実現にはF1とFIAが共同で合意する必要があると強調している

「F1チームがチャンピオンシップに参加する可能性に関するプロセスに関しては、もちろん、我々とFIAの両方が同意しなければならないということが第一にある」

「この可能性がチャンピオンシップに更なる価値をもたらすかどうかをまず考慮する必要があると思う。もしそうなら、もちろん我々は内部で議論するつもりだし、チャンピオンシップの価値に利益をもたらすことができる新しいエントリーの可能性があるかどうかを確認する」